空港でまさかの怪我…。足は不自由でも”幸せな未来”を予習できた沖縄旅行!

コラム

こんにちは、美織です。

先日、なんと私は沖縄に行ってきました!

 

…というのも、ある日カフェで作業していると

彼「先輩たちと沖縄行ってきていい?」

と笑顔で言ってきます。

 

突然LINEで沖縄旅行の誘いが来たらしく
彼は二つ返事で行くことを決めていました笑

 

私「沖縄いいなぁ~!」
彼「先輩たちが帰る日に美織も来たらいいじゃん!」
私「え、行っちゃう!」

こんな感じで急遽バカンスが決まったのです♪

彼とは現地で待ち合わせなので、行きは一人旅。

 

出発の前日と前々日はジムで筋トレし、
前日の夜は、忘れ物がないようパッキングとお気に入りネイルを塗って準備万端!

 

さて、早寝しよ!とベッドに入るも、
遠足前夜の小学生なのかと思うほど眠りにつけませんでしたが…

それでも、予定のある日だけは早起きできる体質なので、
7時に目覚ましが鳴った瞬間すぐに目覚め、ルンルンでスーツケースを引いて出発しました。

11時前の便に合わせて、1時間前には成田空港に着き
チェックイン、荷物検査も済ませます。

 

「東京はどんより曇り空で肌寒いけど、沖縄は晴れてて暑いんだろな~!
今年の夏、最後の思い出つくるぞ。待ってろ沖縄ー!!」

 

…だったはずが。

 

出発ロビーに向かう途中で、事件が起きました。

 

右手にスーツケース、左手にトートバッグを持って下り階段を歩いていると

「あっ、やばい!」

自分のパンツの裾に足が一瞬引っかかりました。

 

そして次の瞬間、私は階段に正座した状態で座っていたのです。
はい。つまり階段で転んだんですね。(アホすぎる…)

 

上りエスカレーターから
「大丈夫ですか!?」と心配してくれる男性の大きな声が聞こえましたが、

痛いやら、恥ずかしいやらで
「大丈夫です!すみません!」と答えてすぐ立ち上がり歩きました。

 

「痛い…やっちゃったな。
多分捻挫だろうな…。」

 

どんどんズキズキしてくる左足を引きずりながら、
とりあえず早く座りたいと歩きます。

あと20メートルくらいで出発ロビーのソファーというところで
急に視界がぼやけて目の前が白くなりました。

 

「え?ここそんな光差し込んでる…?」

一瞬そう思って目をこすりましたが、当然違うわけで。

 

まさにドラマで人が倒れるシーンのスクリーンどおり、
画面がゆらゆら揺れ、ボヤけながら真っ白になる…。

そんな感じでした。

 

でも意外と私自身は冷静で、
そばにあった自販機で水を買い、座って水分補給をしようとまた歩き始めました。

「よし、あと3歩でソファーだ。」

というところで、さっきより目の前が真っ白になり見えなくなったんです。

 

きっと、あと数歩歩いていたら倒れていたと思います。
座ったのか倒れこんだのかは覚えていませんが、ぎりぎりソファーにたどり着きました。

おそらく、人生初の貧血体験だったのですが
もしこうなったら、その場で座った方がいいですね。

倒れて頭を打っていたら…と思ったら恐ろしいです。

 

座って、500ミリのペットボトル半分を一気に飲み干して深呼吸したら、
涼しい室内なのにぶわっと出てきた汗も、次第に引いて落ち着いてきました。

 

そして足を見てみると、見事に腫れあがっていて
「おわった…完全に捻挫だ」と絶望。

 

実は私、下り階段で転んで左足を捻挫したのは3回目でして。
3年に一度の頻度で捻挫するんですよね泣

でもダテに何度も捻挫をしているわけじゃありません。

3年前の感覚を思い出して、今回も骨は折れてなさそうだと少し安心し、
冷たい水の入ったペットボトルで足を冷やしつつ、彼にLINEを送ります。

もうこのままソファーで座っていたいと思いつつも
搭乗の時間が来たので、びっこを引きながら機内へ。

 

機内用にPCと本を持っていましたが当然何をする気力もなく、
「傷みを感じないためには寝るのが一番だ!」と
眠くもないのにひたすら目を閉じて沖縄までの3時間を過ごしました。

こんなにも苦痛で長く感じたフライトは初めてでしたね…泣

 

3年前に捻挫した時の母とのLINEを見返したところ
傷みが楽になったのは、捻挫から約36時間後

「うーん。ってことは沖縄に着く頃はもっと痛くなってるな…」

恐怖を抱えながら飛行機が着陸。

 

立ち上がると、予想の斜め上をいく激痛で、

「ジェットスキーやるはずだったのに。水着持ってきたのに。これじゃできない…」

もう何と言いますか、とにかく悲しくなりましたね笑

 

スーツケースを杖替わりに、カメより遅い歩みで進む私は、
空港のおじちゃんに心配そうな顔で見られ、80歳のおばあちゃんに抜かされながら、
ゆいレールというモノレール乗り場まで向かいました。

窓が大きな開放的なモノレールでしたが、
外の景色を見る余裕など一切なく下車する駅に到着。

改札を出たところに彼が見えた瞬間、安心やら傷いやらで涙が出ましたね…。

 

成田で転んでから彼の顔を見るまでは

「なんで転んじゃったんだろう」
「なんで今日に限って…」
「楽しみにしてたのに!」
「やりたかったことできなくなるだろうし彼にも申し訳ない」

と、ネガティブになっていました。

 

まあ、そりゃそうですよね。
「転んでラッキー♪」なんて思う人はまずいないと思います笑

 

ただ、彼と歩いてたら

「いや、でもせっかく来たわけだし出来る限り楽しみたい。
あーだこーだ言っても捻挫した事実は変わらん」

と思えて、なんだか笑えてきたんですよね。

 

そして、

「今回の旅行は『ジジババになっても手を繫いて散歩する幸せな未来』
予行練習ってことにしてもらっていい?」

と提案しました笑

 

ジジババ?何のこと?と思ったかもしれませんが
これは、私が叶えたい未来です。

年を取ってお互いヨボヨボになっても、
手を繫いでのほほんと散歩している。

彼とは、こんな未来を歩んでいたいです。

 

  • 左足を引きずって早く歩けない
  • おばあさんより遅いペースでしか歩けない
  • 彼の補助が必要

ちょうど私がこんな状況なので、
未来の予行練習だ!とふと思ったんですよね。
(年を取った状態なのは私だけですが笑)

 

それを聞いた彼は「いいよ笑」と笑いながら手を引いてくれて、
あぁ、ありがたいなと思いました。

「美織のせいで楽しみにしてたことできないじゃん!」
と責めるような人じゃないことは分かっていましたが優しさが沁みましたねぇ。

 

そして、3泊4日の『ジジババ予行練習』が始まったのです笑

ホテルに着いてからは、ホテル内すら歩けないほど痛みが強くなってしまったので
その日は観光は諦めてベッドの上で過ごすことに。

ちなみに、大浴場があるという理由で3泊アパホテルに泊ったのですが、
この日は大浴場にすら行けず…部屋のシャワーで我慢しましたね泣

 

でも、ホテルにこもるからこそできること…と思い、
部屋にあったチラシやら案内を漁った結果

  • 1000円課金して、映画見放題のカードを購入(彼は大の映画好き)
  • ホテルの部屋まで届けてくれる宅配ピザを注文(初日からカロリーおばけ)
  • ベッドでピザを食べながら映画鑑賞

このプランを決行しました!

 

「ホテルでまったりも悪くない?」と彼に聞くと
「全然悪くない(^^)むしろ良い!」と答えてくれたので良かったです笑

この日ひたすら大人しくしていたのが良かったのか、
翌日はだいぶ自然に歩けるように。

翌々日はさらに傷みが引き、
ジェットスキーや海に入ることはできませんでしたが
行きたかったところの観光はばっちりできました!

 

沖縄の景色を少しお届け♪

現在全国の神社巡り中なので、沖縄の神社にももちろん行ってきました。
狛犬がシーサーなのがいいですね~。

 

冒頭にも載せた知念岬公園。とにかく絶景でした!!
同じ日本とは思えないくらいに青い海が全面に広がってます。

めちゃくちゃおすすめスポットです。

 

念願の美ら海水族館!
ジンベエザメの迫力が凄かったです。

 

世界遺産の今帰仁城跡。
沖縄の山側はすごく天気が変わりやすくて、前後で空模様が正反対!

 

海の上を渡る古宇利大橋。

着いた先の島では特にすることがありませんでしたが笑、
この橋は最高のドライブでしたね~!

 

今回の旅行では、まさかの目的地に着く前にケガをするという
人生でなかなかないであろうある意味貴重な体験をしました。

そんな私がこの旅行で学んだことを最後にお伝えしますね!

 

①健康のありがたみ

改めて、健康って本当にありがたい…。
不自由な左足で観光地を回ってみると、階段やデコボコの道は歩くのが大変でした。
普段だったら苦労を感じないはずのなんでもない道なのに。

健康なうちに色んな場所を訪れて、自分の目でたくさんの景色を見たいですね。

 

②ハプニングが起きた時の捉え方

「ピンチはチャンス…?」
「いやいやいや、ピンチはピンチでしょうよ!」
私はどちらかと言うと、こう思っているタイプでした。

ですが、ピンチはチャンス!とまで思えなくても
ハプニングが起きた時に切り替える力、方向転換して楽しむ気持ちを持つことは
人生において大切だし、その方が幸福度が上がるなぁと思いました。

 

③「ごめんね」より「ありがとう」がやっぱり最強

「彼に迷惑をかけたら悪いから…」
と思ういい子ちゃんが多いですが気にしすぎなんですー!

もちろん自己中になろうという訳ではないけれど、
無理した自分で彼と向き合っても、いいパートナーシップは築きにくいです。

男性は女性の願いを叶えたいと思っている生き物ですよ♪
(詳しい解説はまた別の機会に)

 

たとえば、今回の旅行中の私だったら、

私「足冷やす用の氷欲しいな。お風呂の帰りに持ってきてもらえると嬉しい><」
彼「いいよ!取ってくるね!」
私「ありがとう~助かる!」

翌朝の彼「足どう?」
翌朝の私「だいぶよくなってる!昨日氷持ってきてくれたおかげだよ~ありがとう!」

 

迷惑かけたら悪いなと我慢や遠慮をするより
思いっきり頼って「あなたのおかげ」「ありがとう」と言われた方が彼も嬉しいんです♥
これを改めて実感しました。

 

彼に頼ることが苦手、言いたいことを言うのが苦手という方は
ぜひ一度、私の書籍を読んでみていただきたいです!

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