自己肯定感は高い方が幸せになれる?私は小学生時代から「自分なんて…」が口癖でした。

コラム

こんにちは、美織です。

 

この記事は、3日間無気力になったネガティブめな私が書いた記事です笑

元気でないなー、自己肯定感低いなー…って感じた日に
自分の人生振り返ってみました。

自己肯定感の低さは幸福度を下げる

突然ですが、将来のことや仕事のこと、恋愛のことを考えている時、
漠然と不安になることってありませんか?

 

これには、自己肯定感の低さが関係しています。

 

ちなみに、この記事を
「自己肯定感の超高い人の話が読める!」と思ってクリックしてくれた方はごめんなさい笑

実は私は、今でも自己肯定感が低くなる時が余裕であります。

2019年の11月に脱サラし、2020年6月現在、フリーで仕事をしているのですが、
今後の仕事のことや将来のことを考え込むと不安になるんですよね。

 

特にネガティブになった時には
「所詮私なんて…」という気持ちを数日引きずることだってあります。

考えたってしょうがない!やるしかない!と
頭ではもちろんわかっていても、心が追い付かないんですよねぇ。

 

でも、こうやって自己肯定感の低さが度々顔をのぞかせてくるのは嫌だ!
もっと自己肯定感が高い人間になりたい!と思って

「そもそも、なんで私って自己肯定感が低いんだ?」と過去を振り返ってみたんです。

 

幼少期の頃からの人生をじっくり振り返ってみたところ、
小・中学校時代にした自信を失う経験が私の自己肯定感の低くしていることに大きく関係していることに気づきました。

自己肯定感と自信の違い

私の実体験を赤裸々にお話しする前に、
まずは自己肯定感自信の違いを把握しておきましょう。

 

【自己肯定感】
自らの在り方を積極的に評価できる感情、
自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉。

【自信】
自分の価値・能力を信ずること。自己を信頼する心。

この二つの違いは、
自己肯定感➡ありのままの自分を受け入れること
自信➡何かをやり遂げることで自分を信じる心が生まれること

自分を認めるシチュエーションがそもそも違うということです。

自己肯定感が低いと幸福度が下がるのはなぜ?

「自己肯定感が低い=ありのままの自分を好きになれない」状態だと
何か行動をする時にメンタルブロックがかかります。

 

たとえば、

  • 転職しようと思っても
    「私なんかが応募しても受かるはずがない…」と思ってしまう
  • 恋人ができても
    「ありのままの自分を出して嫌われないか不安…」と思い素が出せない

 

「私なんて」「どうせ私がやっても上手くいくはずがない」と思ってしまうことで
上手くいくことも上手くいかなかったり、愛されにくい自分をつくりだしてしまいます。

 

「自己肯定感が低いことと、愛されないことは関係なくない?」

と思った人もいると思いますが、実はこれは関係大アリなんです。

 

基本的に、女性が自分をどう扱っているかを見て、男性はその女性をどう扱うかを決めます。
なので、自己肯定感の低い状態でいるとそれと同じように男性からも見られてしまうんですね。

 

「私なんかが、彼みたいな人に本気で愛されるはずがない」
と思っていたら、その通りに彼に思われてしまうということです。

実体験から学ぶ自己肯定感が低くなる原因

では!ここからは私の実体験をもとに

  • どんな経験が自己肯定感を低くする原因になったのか
  • どうしたら自己肯定感を高めていけるのか

を解説してきます!

 

小学生時代にワープ!!!

小学校時代の残酷すぎる総選挙事件

小学生の頃、モーニング娘。が大ブームしていました。
「ハッピーサマーウェディング」「恋愛レボリューション21」などが大流行していましたね。

私が初めて買ったCDも、モーニング娘。のアルバムでした。

クラスの一部の女子の中では、モー娘。の曲に合わせてダンスをするのが流行り
私も母に買ってもらった1本のビデオを何度も何度も見て、家でよく踊っていました。

 

ある日、クラスでも可愛いと言われているKちゃんの提案で
女子6人で「I WISH」という曲を踊ることになり、誰がどのメンバー役をやるか決めることになりました。

ジャンケンやあみだくじで決めればいいものの、
またしてもKちゃんの提案で、近くにいた男子を交えて総選挙が始まったのです。

 

まず、希望のメンバーをそれぞれ出した後に、

「ゴマキはKちゃんがいいと思う人~?」「美織がいいと思う人~?」

と多数決を取っていく残酷な総選挙です。

 

まあ、勘のいい方はお気づきかもしれませんが
この総選挙、私は希望した全てに落選したんですね。

それも、私の名前が呼ばれた時に手を挙げる人は1人2人…
そのうち1人は自分で、ほとんど手を挙げてくれた人はいませんでした。
目隠しもせずに、その状況に直面した小4の私は涙目になりましたね笑

 

小学生時代の鮮明な記憶はほとんどないですが、
黒板の前で開かれたあの総選挙のことは、今でも忘れられません…

この経験で、私は完全に容姿に自信をなくしました。

 

家族には愛情たっぷりに育ててもらいましたが、
学校で可愛いと言われる子たちは決まっていたり、こういった順位付けがあることで、

「自分って可愛くないんだな」

と、初めて大きく自信を失う経験をしたのです。

褒められても素直に受け止められなかった中学校時代

私は、幼稚園の頃からまわりより頭一つ身長が高い女の子でした。

幼稚園で友達と撮った写真はすべて、幼心に周りの友達とは違う身長を気にしてなのか、
肩も首も縮こまらせて、なるべく小さくなるようにして写っています。

これが、物心が付く前からの私のコンプレックスです。

 

中学に入学して早々に、同学年の男子から

「え、あいつでかくね!?本当に中1かよー!!」

と廊下で聞こえるように言われて、一瞬で学校に行くのが憂鬱になりました。

 

その数日後、雨の日に撮ったクラス写真に写る自分を見て驚愕します。

「一人だけでかいし、髪広がってるし、眉毛濃いし、ブサイクすぎる…」

女性なら誰でも思ったことがある「可愛くなりたい」の気持ちが
私の中で強く芽生えた瞬間でしたね笑

周りに写るクラスメイトと自分を見比べ、
身長は変えられないけど、容姿なら改善できるところがある!と
眉毛を初めて整えたり、癖毛を直すために縮毛矯正をかけたりしました。

 

それをするだけでも、少し変われた気がして嬉しかったことを覚えています。
(翌年の中2の集合写真からは、だいぶマシになりました)

 

そして、中2のある日。

「美織のことと可愛いって言ってる先輩がいるよ!」

と友達から言われました。

 

それは、1個上の目立っているグループの先輩で、
容姿に自信のない私は「絶対嘘だ、冷やかしだ、ありえない」と思ってしまいます。

 

一度、傷ついた経験で失った自信を取り戻すのは難しく
特に幼い頃のそういった経験は、心の根っこに残り消えるまでに時間がかかります。

 

眉や髪を整えたところで、私の失った自信はどうこうできるものではなく
褒められても素直に受け止めることができませんでした。

 

しかし、ある日の部活帰り。
たまたま校庭にその先輩を含む、数人の先輩たちがいました。

 

一人だし、恥ずかしい…と思い、足早に横を通った私に
「美織ちゃん、バイバイ!」とその先輩が声をかけてくれます。

まともに話したこともなかったので「さよなら」と小声で返しその場を去りましたが
一人になった後、なんだか嬉しくて小走りで家に帰りましたね笑

この時の先輩のおかげで、初めて容姿に少しだけ自信を持てるようになったのかもしれません。

恋愛に積極的になれなかった高校時代

中学校生活にあまりいい思い出ができなかった私は、
同じ中学の子が行かない、学区外の高校を選び進学しました。

高校生になっても、身長が高いことはコンプレックスでしたし、
電車通学中、他校の男子に「あいつ背高くね?」とひそひそ話をされて嫌な思いをしたこともあります。

 

同じ電車に知らない男子高生を見つけた時は
降りる駅についた瞬間、目立たないように超足早に電車を降りてましたね笑

 

コンプレックスは解消されなかったものの
同じ高校に、自分と同じように身長が高い女の子が何人もいたこともあり
中学生の時ほど身長を気にすることはなくなりました。

 

容姿のコンプレックスは、中学校時代に少しだけ解消されましたが、
やはり高校のクラスた部活でも「可愛い!」と言われる子は決まっているんですよね。

華奢で、高くても身長160cmくらいで。
小学校の時のKちゃんみたいに、ダントツ可愛いと言われる子がいるんです。

そうすると、やはり小学校時代のあの記憶が顔を出してきて、
恋愛にはなかなか積極的になれませんでした。

 

その結果、好きな先輩ができても、他に先輩のことを好きな子の噂を聞いて
「私なんかが告白しても上手くいく自信がない…」と何もできずに終わってしまいました。

自己肯定感が低いことが原因で、自分の気持ちを伝えることにさえ臆病になっていたんですね。

長年のコンプレックスを解消し始めた大学時代~就職

物心がつく前から高校時代までずっと抱えてきたコンプレックスを
解消し始めたのは大学時代のことです。

というのも、中学・高校時代はみんな同じ制服を着て過ごす毎日。
周りと全く同じ格好をしていることで、周りと自分の身長差が余計に気になっていました。

 

それが、大学からは私服で毎日を過ごすようになり、
背が高いからこそ似合う洋服があることを知りファッションに楽しさを感じるようになります。

 

買い物に行って試着をした時、

「スラっとされているからお似合いになりますね~!」
「このパンツ、身長が高い方でないと履きこなせないんですよ!」

店員さんからの言葉に自信をもらえることも多く、
身長高いのも悪いことばかりじゃないじゃん!と思えるようになりました。

 

自分のコンプレックスを認められるようになったことで、周りの反応にも変化があり、
友達から「スタイル良くて羨ましい!」と言ってもらえることも増えました。

 

自分の好きじゃない部分を自分が認めてあげられると
周りからの見られ方も大きく変わることを実感した、私にとっては大きな経験です。

 

そしてこの経験から、その人だからこそ似合うスタイリングを提案することで
身長や体型にコンプレックスのある人の悩みを解消したい!と大学卒業後はアパレルの会社に就職。

 

販売員をしていると、メイクや髪型、ファッションを勉強する機会も多く、
そのおかげで、お客様からもスタイルや容姿を褒めていただくことが増えました。

こうして、私は長年のコンプレックスを解消していったのです。

恋愛はコンプレックスだらけの社会人生活

容姿や身長のコンプレックスは少しずつ解消していったものの
恋愛は圧倒的な経験の無さから自信がなかく、社会人になってもコンプレックスの塊でした。

世間一般的に同年代の人が経験しているような恋愛をしたことがなく
彼氏ができても、経験のなさに気づかれたくないという気持ちから、ありのままの自分で接することができませんでした。

 

  • 言いたいことを我慢しがち
    友達には本音で相談できるのに、彼氏を前にすると自分の意見が言えない。
    “彼氏の意見を肯定しかしない仮面被りまくり系女子”
  • 褒められても素直に受け取れない
    褒められても「ありがとう」「嬉しい」が言えないので当然、愛情表現してもらえなくなる。
  • 相手の言動に一喜一憂する
    相手からのLINEが、少しでもいつもと違う雰囲気の文面だったりすると
    何かしたかな?と自分がどう思われているかを気にしがち。
  • 相手に良く見られたいと思いがち
    相手のことを考えるよりも、
    素の自分を出してどう見られるか、好きでいてもらえるかばかりを気にしていた。

 

こういった恋愛を25歳までしていました。

相手と向き合うより、自分の見られ方ばかりを気にしていたので
当然誰と付き合っても距離は縮まらず、理想の関係を築けないわけです。

 

その結果、

  • 月1でしかデートに誘ってもらえない
  • 付き合ったのに音信不通になり、自然消滅される
  • 付き合うまでは積極的にアプローチしてくれた相手が
    付き合った瞬間、釣った魚には餌をやらない状態になる

 

「私って男運ないんだな~、ダメ男しか引き寄せないんだな~」

と、当時は思っていました。

 

…が、それは違います!
自己肯定感が低いことによる私のふるまいが、ダメ男をつくりだしていたんです。

 

前に書いた通り、女性が自分をどう扱っているかを見て、男性はその女性をどう扱うかを決めます。
自己肯定感が低い私は、相手にもそのとおりに扱われたということです。

 

ちなみに、人間関係においてある程度の謙虚さは大事ですが、
謙遜は自分のことを価値のない女と言っているようなものですからね。

褒めてもらった時は「そんなことないよ!私なんて…」と謙遜するより
素直に「ありがとう!嬉しい!」と伝えましょう♪

自己肯定感の高め方

自己肯定感が低いと幸福度が下がる理由は
私の実体験を通して理解してもらえたかと思います。

じゃあ、どうしたら自己肯定感が高まるのか?
これが問題ですよね。

 

おさらいになりますが、
自己肯定感=ありのままの自分を受け入れること」でしたね。

 

これだけ聞いて、

よし!幸福度を高めたいから、今この瞬間からありのままの自分をすべて受け入れよう!

と思って解決できる人は、まずいないと思います笑

 

私の経験上、少しずつ自信をつけてきたはずでも、
強烈に心に残るのは、自信を失った経験の方です。

その積み重ねが、自己肯定感を低くしているので
「ありのままの自分を受け入れよう」と思ってすぐにできるのなら
みんなハッピー!世の中は自己肯定感の高い人だらけです。

 

つまり、自己肯定感を高めるには
まず、自信を失った経験を乗り越えて、塗り替えていく必要があります。

では、実際に自己肯定感の高め方を解説していきましょう!

 

【自己肯定感を高める方法】
自己肯定感が低いことに気づく
自分のコンプレックスを受け止める

 

…え、これだけ?と思ったかもしれません。

自己肯定感を高める具体的な策を紹介している本などもありますが、
今日私がお伝えしたいのは、この2ステップのみです。

第1ステップ:自己肯定感が低いことに気づく

ここは、この記事を読んでくれているあなたはもうクリアしてますね!

この第1ステップがなぜ大事かと言うと、
気づいているのであれば、自己肯定感を高めたいと思えて、この先改善していけるからです。

 

自己肯定感を高めたい!もっと自分を認めてあげたい!と思えている時点で
幸福度を上げる伸びしろしかないということですね(^^)

 

また、自己肯定感には波があります。

普段はそんなでもないけど、ふとした瞬間に自己肯定感が低くなっていることがあるということありませんか?
自己肯定感が低くなってしまって自己嫌悪…なんてこと私にもあります。

 

でも、自己肯定感が低いことは決して悪いことばかりではないんですよ!

なぜかというと、傷ついた経験をしたり、自分なんて…と思う人ほど
人の痛みに敏感で、人が傷ついている時に気づいてあげられるからです。

 

私はこれを知った時、

「あ~情報発信してる意味ある!向いてるじゃん!」

と前向きになれました。(単純!!笑)

第2ステップ:自分のコンプレックスを受け止める

身長のコンプレックスを乗り越えたストーリーでお伝えした通り、
傷ついた経験のアップデートや、自分で嫌だと思っている部分を乗り越えるのに一番有効なのは、
自分で自分のコンプレックスを受け止めることです。

 

この記事では、身長のコンプレックスについてお話ししましたが
他にも、自分のこういうところが嫌だな~と思う部分が私にはあります。

たとえば、「何でも無難にしかこなせない自分」
これは大学時代に気づいたコンプレックスです。

 

長く習っていたピアノも、勉強も、バイトも、仕事も。
人生史上、何かで一番になった経験がわたしにはありません。

どれも、人より少しだけ出来がいいので悪目立ちはしないけど、
だからこそ、あなたが一番!という評価されたこともありません。

 

「できないより、できるんだからいいじゃん!」と思うかもしれませんが、
『何をやっても秀でていない』というのはかなりのコンプレックスです。

でも、これを私は受け止めてます。
嫌いな部分だけど、そういう部分が自分にあることを認めるということです。

 

たとえば、
「あ~頭痛いな、風邪でもないのになんでだろう…」と一日モヤモヤしていて
次の日起きたら雨が降っていて「なんだ、低気圧のせいだったのか!」と理由が分かったらスッキリしませんか?

頭痛は治らなくても、なんかスッキリすると思います。

 

つまり、自分の自己肯定感を低くしている原因を知るだけでもスッキリするよ!
ということですね。

 

ここで大事なのは、受け止める=諦めるではなく、
受け止める=直そうとするのではなくて認めるということです。

ちなみに、何でも無難にしかこなせない部分を私は認めてはいますが、
人生で1回くらい何かで一番になりたいので、今情報発信を頑張っています!笑

 

また、身長のコンプレックスを解消した話と同じで
自分自身が好きだと思えていないのに、他人が好きになってくれるはずがないんです。

たとえば、大好きな彼氏にありのままのあなたを愛してもらうためにも
この意識はとても大事ですよ♪

最後に

色々話してきましたが、冒頭でもお伝えした通り
私もまだまだ自己肯定感が低くなってしまう時があります。

この記事を読んでくださったあなたと一緒に
幸福度を上げていけるよう自己肯定感を高めていきたいと思っています(^^)

 

そして、最後にちょこっとだけ
私が抱えていた恋愛コンプレックスを解消した話を…

 

これを解消してくれたのは、間違いなく今の彼です。

それまでの恋愛では、相手に釣りあいたくて仮面ばかり被っていましたが
彼には初めから素の自分で接することができました。

自分が素直な気持ちを伝えたら、相手も愛情表現をしてくれて、
ありのままの自分でも大切にしてくれる人がいるんだ、恋愛って楽しい!
と初めて思わせてくれたんですよね。

 

この記事を読んで、

「自己肯定感が低かったせいで、今まで”この人だ!”と思う人に出会えていなかったかも」と
気づいてくださった人もいるかもしれません。

自己肯定感を高める方法の第1ステップは今日でクリアしているので、
ここからぜひ第2ステップを実践してみてください。

その行動が、あなたが心の底から求める出会いに繋がることを願っています。

 

それでは、また次回の更新でお会いしましょう!

 

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