こんにちは、美織です。
今回は、好きな人に振り向いてもらいたいけど
どうしたらいいのかわからないと思っていたり、
どんなタイミングで気持ちを伝えたらいいのか
わからないと悩んでいる方必見です!
突然ですが、「返報性」という言葉を聞いたことがありますか?
『へんぽうせいって何…???』と思っている人にもわかりやすく、
この記事で、恋愛成就に効果的と言われる「好意の返報性」について解説していきます。
この記事を読んでもうらことで、
- 好きな人にアプローチをする時にはどうしたらいいのか
- アプローチする以前にどう関係構築をしたらいいのか
がわかるようになっています。
「好意の返報性」は、間違った解釈をしてしまう人も多いですが、
効果的な使い方をすれば相手から好意をもらうのにも役立つので
ぜひ理解を深めていってください。
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そもそも返報性の原理とは?
今回のテーマである「好意の返報性」は、返報性の原理を恋愛に応用したもので、
返報性の原理は、与えたら与えられるという鏡の法則から派生した原理のことです。
人から何かをしてもらった時や、助けてもらった時に、
「何か自分もお返しをしないと!」という気持ちになったことは
人間として生きていたら誰でもあると思います。
【例1】
プレゼントをもらった時、相手の誕生日にお返しをしよう!と思ったことありませんか?
【例2】
あなたが落ち込んでる時に優しい言葉をかけてもらったら、
その人が落ち込んでる時、今度はあなたが助けてあげたくなりませんか?
これが、返報性の原理です。
恋愛に使える好意の返報性とは?
返報性の原理を恋愛に応用したものが「好意の返報性」と前にも書きましたが、
これがどういうことか解説すると、
人から好意を伝えられると、自分も同じように好意を返したくなるということです。
恋愛対象として見たこともなかった男友達からある日告白され、
その日から少しずつその人のことが気になってしまった…
なんて経験をしたことはありませんか?
ちなみに私は中学3年生の時にこの経験ありますねぇ。
人生初の彼氏はこの人でした。懐かしい…青春…。
これがまさに「好意の返報性」ってやつです。
好意の返報性の注意点
しかし、そう簡単に好意の返報性が成立するわけではありません。
好意を寄せただけで相手にも振り向いてもらえるなら
世の中みーんな好きな人と付き合えますよね笑
(ストーカー行為とか犯罪も減りそう。)
でもそう上手くはいかないわけです。
では、好意の返報性が成立する場合としない場合があるのはなぜでしょうか?
それは、好意の返報性を使う際には注意点があること、
そして、男女の心理別に効果が違うからなんです。
間違った好意の伝え方をしていたり、効果が見込める状態でない場合は
いくら好意を伝えても好意を返してもらえないということですね。
ここからは、好意の返報性を使う際の注意点、男女による効果の違いを説明していきます。
- 最低限の人間関係が構築できている
- 「好意を示すこと」=「告白すること」ではない
- 相手が、好意を受け取る準備ができている
最低限の人間関係が構築できている
当然のことでもありますが、好意の返報性を使いたい相手が
自分のことを知らない状態では効果は全くありません。
あなたが通勤電車で毎朝見かけるイケメンがいるとします。
相手はあなたのことを知りもしない状態なのに、
「いつもかっこいいなと思ってました!好きです!」と言ったらどうでしょうか?
はい。これが上手くいくのは漫画くらいですよね。笑
あなたが”好意を寄せられる側”の人だった場合を想像してみたら
よりイメージしてもらいやすいと思います。
好意を持っていない人(どちらかというと苦手な人)から
好意を寄せられ続けても、あまり良い気持ちはしませんよね。
さらにその好意がエスカレートしたら…
「気持ち悪い」「しつこい」と思ってしまう場合もあるのではないでしょうか。
つまり、相手があなたにまだ興味がなく、コミュニケーションを取る意思がない状態なら、
まずはこの最低限の前提をクリアできるようにしましょう。
「好意を示すこと」=「告白すること」ではない
好意を示すというと、気持ちを伝えることを想像しがちですが、
まだ関係構築ができていないのに、いきなり「好きです!」と伝えても逆効果になってしまいます。
まだ告白をするタイミングではない時の適切なアプローチ方法は、
好意をもっていることを表情や態度、雰囲気などでそれとなく知らせることです。
アプローチをしようにも、相手とまだ親しくなれていないのであれば、
まずは相手にあなたを知ってもらう必要がありますよね。
たとえば、気になる相手とは同じ会社で働いているけれど
たまに挨拶を交わすくらいの関係性なのであれば、相手に異性として意識してもらう必要があります。
「異性として意識してもらうなんて難しい…
相手は社内でもモテるし…」
と思ったあなたに朗報!
こんな時にすべきことはもう分かっています。
「単純接触回数」を増やしましょう!これ一択です。
これは、アメリカの心理学者ロバート・ザイオンスにより発表された心理学の効果の一つで
単純に会う回数、話す回数が増えれば増えるほど親密になるという効果です。
ザイオンス効果(単純接触効果)
➡繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果
同じ会社の人であれば
毎朝「おはよう」、帰りがけに「お疲れさま」と言ってみるなど、
毎日何かしら接点を持つようにしてみましょう。
まだそこまで親密な関係でない場合は、好きという気持ちを伝えるよりも
「あの人いつも自分を気にかけてくれるな」とあなたを意識してもらうことが目的になります。
接触回数を増やしただけで好感を持ってもらえる?
そんな簡単に行くの?と思うかもしれませんが、この効果は無意識に誰もが経験しています。
たとえば、今流行っている音楽があります。
それはあなたが好きでもないアーティストの曲です。
コンビニ、デパート、カフェ…
色んなところで流れているのを聴いているうちに
鼻歌を歌っていたり、口ずさんでいたという経験はありませんか?
これもザイオンス効果に当てはまります。
ちなみにわたしは、『アナと雪の女王2』がまさにそうでした。
映画公開前からどこに行っても曲が流れていて「またこの曲か…」と思っていたのに
気づいたら「未知の旅へ~~~♪」と歌っていましたね笑
このように、ザイオンス効果は人間関係だけではなく
様々なことにおいて無意識に起きているんです。
単純接触回数を増やすことの重要さが、少しでも伝わっていたら嬉しいです。
相手が好意を受け取る準備ができている
相手が好意を受け取る準備ができている状態は、具体的に3つあります。
②あなたの第一印象が悪いものではなかった
③相手に気持ちの余裕がある
相手が気持ちがどの状態にあるのか、まず把握しましょう。
相手の気持ちやタイミングを一切無視して、自分のタイミングだけでアプローチをしていたら
いくら好意をアピールしても無駄なのはもう分かりますよね。
仕事が忙しくて毎日残業が続いている時や、
失恋をしたばかりで恋愛をする気分になれていない時にガンガンアプローチされても
「いや今!?余裕ないわ!」ってなると思います。(それが好きな人なら話は別だけど笑)
好きな相手に振り向いてもらいたい時に一生懸命になる気持ちはとってもわかりますが、
ここは相手のことをしっかり考えた上で行動することが大切です。
相手をよく観察したり、相手と仲のいい人に聞いてみたり、
精神的にも身体的にも相手に余裕があるタイミングをちゃんと見つけましょう!
「こんな時に声かけてくるなんて、空気読めない人だな…」
なんて思われないように、相手のタイミングを最優先にしてくださいね。
男女別、好意の返報性の効果の違い
続いて、男女における好意の返報性の効果の違いを解説していきます。
なぜ性別によって違いがあるのかと言うと、心理や恋愛傾向が男女間で大きく異なるからです。
価値観、恋愛観が男女で真逆なこともあるくらいなので、
ここはしっかり押さえてくださいね!
好意の返報性の効果の違い:男性編
- 熱しやすく冷めやすい「電子レンジ型」
- ストライクゾーンが広く、たった1つ良いと思う部分があれば好きになりやすい
- 好意や感情を察知するのが苦手で、明確なアピールでないと気づかないことがある
熱しやすく冷めやすい「電子レンジ型」
これは、男性の「好きという感情」についての話です。
男性は、女性よりも脳内が本能を優先する構造になっているので、
直観で「この子タイプだ!」と感じたら、他の男性に取られないようにするため
その女性に一目惚れをしてしまうようになっています。
つまり、会ったばかりで相手を知らなくても
外見がタイプなら、それだけでも好意を持ってもらえるということですね。
ただ、これはただの外見の好みの問題なので、
ここでホームランを出せたらラッキーくらいに思っておいてください。
「じゃあ、タイプに当てはまらなかったらもう試合終了なの?」と思ったあなた!
2つ目からは、実際に努力でちゃんと効果が出るものをお伝えするので安心してくださいね。
ストライクゾーンが広く、たった1つ良いと思う部分があれば好きになりやすい
1つ目の「顔がとにかくタイプ」「スタイルが好み」など
外見でストライクゾーンに入るということはもちろんありますが、
- 「一途に思ってくれるところがいいな」
- 「いつも明るくてポジティブなところがいいな」
- 「みんなが嫌がる仕事を率先してやってくれるいい人だな」
など、性格面でも男性のストライクゾーンはあります。
なので、彼のストライクゾーンに入るきっかけを掴むことができるように、
相手の好みをしっかり把握していきましょう。
好意や感情を察知するのが苦手で、明確なアピールでないと気づかないことがある
「こんなに好きな気持ちを匂わせているのになんで気づかないの!?」と
気になる彼に対して思ったことがあるかもしれません。
男性は察することが苦手なので、この場合も
あなたの好意に全く気がついていないケースがほとんどなんです。
大学生の頃、私もこの経験はしたことがあって、
気になる相手に、好きなタイプや過去の恋愛の話をきいて
いかにも”あなたのことを恋愛対象として見てますアピール”をしていたのに、
いざ告白すると「そんな風に見てくれてると思わなかった」と言われたんですよね笑
「いやいや、普通気付くでしょうよ。鈍感か!」と女性が思っても
男性は気付いていないことは多いんです。
なので、ちょっとした行動や遠回しな褒め言葉でアプローチをして
「あれ?この人全く気付いてないのでは…」と思った相手なら、
1回の「好き」という言葉が一番効果的です。
勇気を出して「好き」と伝えてみると運命が変わるかもしれません(^^)
ただ、ここでも伝える時には、相手に気持ちを受け取る余裕があるか、
相手との関係構築ができているかは考慮しましょう!
好意の返報性の効果の違い:女性編
- ストライクゾーンが狭く、男性をトータルで判断する
- 男性を総合的に判断するため、外見だけでなく内面も重視する
- ”恋愛対象外フォルダ”に一度入ると、好きになってもらうことは難しい
ストライクゾーンが狭く、男性をトータルで判断する
女性は男性とは反対で、基本的に一目惚れをすることはありません。
ある日突然、佐藤健と同じ顔をした男性と出会ったとして、
「かっこいい!タイプ!」と思うことはあっても、
中身を知らない限りは好意を抱かないのが女性の特徴です。
男性を総合的に判断するため、外見だけでなく内面も重視する
内面を重視する女性は、好意を感じさせてくれる行動の積み重ねを重視します。
「あの人いつもわたしのことを気にかけてくれるな」
「毎日声をかけてくれるな」
と自分に好意があるかも?と感じる行動の積み重ねに惹かれるんですね。
自分を特別視してくれて、大事にしてくれる人に惹かれるのは女性の本能ですね♥
”恋愛対象外フォルダ”に一度入ると、好きになってもらうことは難しい
人には感覚的な好き嫌いがあるものなので、
「生理的に無理」という感情を抱いてしまうことがあります。
「グイグイくるタイプの人は苦手」
「ずっと自分の話ばかりしている人が苦手」
「食べ方が汚い人は無理」
一度恋愛対象外だと思ってしまうと、その人の全てを無理と捉えてしまいます。
また、女性の恋愛は100点満点からスタートするため、
恋愛における男性の評価方法は「減点方式」で、後からの巻き返しは難しいのです。
最後に
今回は、好意の返報性について解説してきました。
相手に好意を持ってもらえるために一番大切なのは、
あなたが好きな相手のことを想って、どこまで相手目線に立って行動できるかです。
相手のことを考えずに、自分のタイミングで自分のやりたいように行動しても
この法則に効果は見込めません。
「何度もご飯をごちそうしたのに付き合ってもらえなかった。」
「あんなに尽くしてあげたのに気持ちに応えてもらえなかった。」
私は以前、こんな風に好意の返報性を盛大に履き違えた人から好意を寄せられ、
気持ちに応えられないと言ったらとても嫌な気持ちにさせられたことがあります。
まあ、この話はまた別の機会に…笑
自分本位の行動をしてしまうと、相手から好意を返してもらえないどころか
人間関係がそこで一気に崩れてしまうこともあるので、好意の押し付けにはならないようにしましょう。
好意が返ってこないのは、どこかで相手のためではなく、
自分のための行動をしていたからなんです。
大切な1回の「好き」という言葉を伝えるまでの関係構築、
そして伝えるタイミングをよく考えて告白を成功させてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の更新でお会いしましょう。
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