カップルが長続きする法則を解説~繰り返す3つのステージの循環~

パートナーシップを育てたい

こんにちは、美織です。

 

  • 最近、パートナーと喧嘩ばかりで上手くいかない…
  • どうしたらこれからもずっと一緒にいられるのかな
  • 今付き合っている人と結婚したけど、本当にこの人でいいかわからなくなってきた

大切なパートナーだからこそ、
二人の未来を考えて不安になることもあると思います。

 

以前アップした倦怠期についての記事では、
「倦怠期はどのカップルも陥る可能性がある」と書きました。

倦怠期に陥ったり、相手のいい面をなかなか見られなくなると、
パートナーと今後も一緒にいることに対して不安になりますよね。

 

ですが、こういう時期が訪れることは自然なことで、
これはどのカップル、夫婦にもあることなんです。

 

今回の記事では、相手に「倦怠感」や「価値観の違い」を感じることは
“ごく自然なこと”だということを知っていただける内容になっています。

当然訪れる時期という知識を持っているだけでも
いざそうなった時に乗り越えていけるので
ぜひ最後まで読んで理解を深めていただけたらと思います。

 

YouTubeでも解説しているので、ぜひこちらもチェックしてください♪

カップルが長続きする法則を解説~繰り返す3つのステージの循環~

 

どのカップルも必ず辿る「3つのステージ」

倦怠期になったり、価値観の違いを感じることはごく自然なことと言いましたが、
これには、どのカップルも「3つのステージ」を循環しているということが深く関わっていて、

この3つのステージを上手く循環しているカップルは
長続きするカップルということになります。

 

ここからは、3つのステージがどういうものなのかを解説していきますね。

カップルが辿る循環過程

ディム(Dym, B)とグレン(Glen,M.L)という人が提唱した
親密な関係に特有な変化・成長についての考えがあります。

カップルは3つのステージを必ず経験し、
それらを順に辿りながら少しずつ関係を深めて成長していく

簡単に言うと、どのカップルも
良い時期と悪い時期が繰り返し巡ってくるという考えです。

1つずつ見ていきましょう。

【第1ステージ】拡大・保証の時期

この時期は自分と違うからこそ、相手に惹かれ
自分にはない一面が相手によって補われることで、自分が拡大したような経験をすることができるという時期です。

 

たとえば、あなたがインドアだとします。

休日は家でゆっくり過ごすことが多く、
お出かけするなら、のんびり近所の公園で読書をするのが好き。
遠出はたまにできたらいいなと思っている派だとします。

それに対して、あなたと付き合い始めた彼はアウトドア。

休日は広い公園でスポーツをしたり、
お出かけもたくさんしたいアクティブな人です。

 

二人が付き合い始めたら、一緒に過ごす休日はどんなものになっていくと思いますか?
きっとお互いに少しずつ相手に寄せていくはずですよね。

たとえば、公園でピクニックやバドミントンをしたり
食べ歩きなどのまったりプランで旅行に行ったり。

 

一緒に過ごす時間を重ねていくうちに
インドアだったあなたは、少しずつアウトドア志向に、
アウトドアだった相手は、のんびり過ごすのも好きになっていくのではないでしょうか。

これが拡大・保証の時期になります。

【第2ステージ】縮小・背信の時期

自分との違いに新鮮さや魅力を感じていたはずなのに
考えが真逆だったり、自分の気持ちをすぐに理解してくれないことが面倒になってしまうのが第2ステージです。

このステージで別れてしまうカップルは
「価値観が合わなかった」ことを理由にあげる人が極めて多いです。

 

「付き合ってみたら、思っていた人と違った…」
これはよく聞きますよね。

たとえば、付き合うまでは一生懸命になってくれた彼が
付き合ってからは連絡も、会う頻度も急に減ってしまう「釣った魚に餌をやらないタイプ」だった経験ありませんか?

これも、付き合う前と付き合ってからのギャップに耐えられなくなる一例ですね。

愛情表現が少ない彼に悩んだ経験、私は人一倍あります笑

少ない人はそれなりの理由、それなりにしている愛情表現があるので
気になる方はこちらの記事からどうぞ(^^)

【第3ステージ】和解の時期

第2ステージを乗り越えることができたカップルは、
違いを含めて、相手を受け入れることができるようになります。

違いを感じても、感情的にならずに
『相手の個性』と冷静に受け止められるようになるのです。

 

「こういう面も含めて、愛おしいな」
「こんなところも、この人らしくて良さなのかもしれないな」と
相手を認めて、それでも大切に思えるということですね。

また、これはいい意味で相手への不満を諦められるようになるということでもあります。

 

相手に期待しないわけではないですが、
過度な期待をしすぎると後々お互いに辛くなります。

 

たとえば、私と彼を例に出しますが、

  • 何回言っても脱衣所コロコロしてくれない!
  • 使った後のキッチン周り拭いてくれない!
  • 出しっぱなし、開けっぱなしが多い!

彼との同棲生活で、細かいことが目に付いてしまうことが多々あり、
同棲を始めた頃は、これらを都度注意していたんです。

 

言う側の私は「何回も言ってるのになんでできないの!」と思って、
言われる側の彼は「美織の言い方きついし、細かいな」と思って喧嘩が増えたんですよね。

何回か喧嘩が続いたとき、このままではまずいとお互い改善するようになりました。

私は期待しすぎるのはやめて、気になったことは自分でやっちゃおう!と思えたり
彼が大雑把な分、自分の好きなペースで家事ができてるんだなと思えるようになりました。

 

何が言いたいかというと、
育ってきた環境が違うのだから違いはあって当たり前ということです。

お互いに、自分の価値観を押し付けていたら良好な関係を築くのは難しいですよね。

 

違いも含めて、相手を受け入れるステージまで来れたら
長続きするカップルでいられるということです。

長続きするカップルのステージの進み方

どのカップルも必ず3つのステージを循環している
ということを知っていただけたかと思います。

 

初めにお伝えした通り、
3つのステージを上手く循環しているカップル=長続きするカップルです。

長続きするカップルのステージの進み方2つを紹介します。

第1から第2ステージへの転落が比較的緩やか

これは、相手との違いに対して生じる不満が小さいということですね。

相手に対する期待値が付き合ってからも下回らなかったということと、
相手との違いを感じたとしても、もともとの性格的にそこにストレスを感じにくいことが
この理由として考えられます。

ステージを2巡、3巡と循環していくうちに一層緩やかな移行になる

長続きするためのコツとして大事なのは2つ目のこちらです。

3つのステージの循環は一度巡ったらおしまい!ではなく、繰り返し巡ります。

良い時期、悪い時期を経験していく中で
相手を受け入れることを学んでいくカップルはステージの移行が緩やかになるんですね。

 

何度もステージの循環を経験しているのに、
自分との違いを感じる度に相手を受け入れられないでいたら、
二人の関係は良くなっていきません。

循環する中で相手のことを知り、受け入れる幅が増えていけば
自然と良好な関係を築いていけるのではないでしょうか。

「価値観が違う」の一言で彼との関係を諦めないために

3つのステージについて、理解を深めていただけましたか?

どのカップルも、良い時期と悪い時期を循環していると言うけど、
そもそも相手を面倒に感じてしまう第2ステージなんてなければいいのに!とも思いますよね。

第2ステージがなければ、倦怠期もマンネリもなくなりますし、
価値観の違いを感じて嫌になることもなく、別れるカップルだって減るはずです。

 

ですが、これはどうしても直面することなんですよね…
なぜかと言うと、人は悪い面を見ずにはいられない性質があるからです。

 

もし、いつもすぐに恋人と別れてしまい長続きしない状況なのであれば、
あなたの恋愛は第2ステージで終わり、第3ステージを経験していない可能性が高いです。

ちなみに私は、これまでの恋愛はすべて第2ステージ終了パターンでした笑

付き合ってみると何か違うなと思ってしまったり、
私はもっと会いたいのに、1か月に1回も会えないことを不満に思ったり。

 

「価値観が合わない」を理由に破局の道を選んでましたね。
以前の私のように、相性や価値観が合わないと言って関係を終わらせてしまうのは簡単です。

ただ、相手との違いを感じた時に乗り越える努力というのは、
どんな人と付き合っても必要なことです。

それが、あなたが心から一緒にいたいと思えるほど大切な人ならなおさらです。

 

言葉にしなくても思いや考えが伝わる相手というのは存在しません。

  • どんな時に二人の時間に幸せを感じているのか
  • どんなことを言った時に傷つくのか
  • これは嬉しかった!逆にこれは嫌だった!

などを彼に伝えてみてください。彼の気持ちも一緒に聞いてみてくださいね。
私はこれを自己主張ではなく自己紹介と呼んでます。

 

長続きするためには、本音で彼と向き合うことは必須です(^^)

言いたいことが言えない、本音を言うのが怖いという人向けに
伝えることについて書いた記事があるので、あわせて読んでもらえたらと思います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。
また次回の更新でお会いしましょう!

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました